日本興亜除く8社が増益、自動車や企業向け好調


主要損害保険9社の2006年3月期連結決算(うち3社は単体)は日本興亜損害保険を除く8社が最終増益となった。主力の自動車保険が4年ぶりの増収に転じたほか、火災保険が伸びるなど景気回復を反映し保険料収入が増えた。台風による大規模な自然災害が集中した05年3月期に比べて保険金の支払い負担も大幅に減少。今期も増益を見込む会社が多く、損保の業績回復が鮮明になってきた。
 9社合計の正味収入保険料(単体)は前の期比1%増の約6兆5600億円。前の期を3年ぶりに上回った。けん引役となったのは全体の5割前後を占める自動車保険の復調。「補償を厚くした商品が好調」(東京海上日動火災保険)など、契約増に加え新商品の投入効果もあり年度後半から単価が下げ止まっていた。